ネットワーク情報セキュリティマネージャー（ＮＩＳＭ）推進協議会は、下記のとおり、平成１８年度の受講者募集を開始いたしましたのでお知らせします。

　ＮＩＳＭ資格講習制度は、「情報通信ネットワークの安全性・信頼性を確保するためにセキュリティの専門家を育成すること」を目的として、総務省の指導・協力のもとＮＩＳＭ推進協議会（情報通信関係７団体により構成。事務局：社団法人電気通信事業者協会）が実施している人材育成プログラムです。昨今ますます高まる情報セキュリティへのニーズを反映して、昨年度は本プログラム開始以来最多となる４２３名の資格者（更新認定者数除く）を認定しました。企業、官公庁、業界団体等から幅広く受講していただいており、平成１３年度の開始から５年間での資格取得者は１５００名を超えています。

　ＮＩＳＭ資格認定講習は、通常のセキュリティ講習と比べ、�@実際にサーバー等の実機を扱いながら実践的な実習を行うことができる、�A特定のベンダーのソフトウェアに偏らずに実習を行うことができる、�B情報セキュリティに関するスキルを体系的に習得できる資格体系、という3つの大きな特徴があります。資格取得者の方々が所属する企業等からは「サービス品質の向上」「お客様対応時における更なる信頼の獲得」「ヒューマン・ファイアウォールの構築」に繋がっているという声もいただいております。
また、情報セキュリティの専門家を短時間で多数育成したいという企業の要望に応え一社向けのカスタマイズ講習会も開催しております。

１．平成１８年度「第１期」受講者募集開始
　平成１８年度の「第１期（主に５〜８月）」開講分について、受講者の募集を開始いたしました。なお、第２期以降の開講スケジュールにつきましては、ホームページ等でお知らせする予定です。

２．資格更新試験は平成１８年度より「Ｗｅｂによるｅ−テスティング」を採用
　ＮＩＳＭ資格は資格有効期間が２年間であるため、今年度は平成１６年度に資格取得された方が資格更新の対象となります。なお、今年度から、より効率的に更新試験を受けていただけるよう試験の実施方法に「Ｗｅｂによるｅ−テスティング」方式を採用いたします。

３．講習のご案内、お申込み方法
　ＮＩＳＭ資格講習のご案内、お申込みにつきましては当協議会のホームページをご覧ください。（ http://www.nism.jp ）

【資料：　ＮＩＳＭ資格講習の概要等】
　１．ＮＩＳＭ資格体系（平成１８年度）
　２．各資格コースの概要と日程
　３．資格更新の概要と日程
　４．資格取得者数の推移（平成１３〜１７年度）

【当協議会構成団体】
　社団法人電気通信事業者協会
　情報通信ネットワーク産業協会
　社団法人テレコムサービス協会
　社団法人電波産業会
　社団法人日本インターネットプロバイダー協会
　財団法人日本データ通信協会
　社団法人情報通信技術委員会