プレスリリース

平成18年1月13日

社団法人電気通信事業者協会
Telecommunications Carriers Association


携帯電話「災害用伝言板サービス」体験利用
3社共同キャンペーンの実施について

 携帯電話3社(NTTドコモグループ、KDDIグループ、ボーダフォン)では、被災地に通信が集中して電話が繋がりにくくなる災害時の安否確認にご利用いただけるよう災害用伝言板サービスを提供しています(別添資料参照)。
 これまでは各事業者が個別にサービスの周知を行っていましたが、この度、1月15日から1月21日までの国の「防災とボランティア週間」にあわせ、初めて3社共同での体験利用キャンペーンを実施することとなりました。キャンペーンの概要は以下のとおりです。
 
1. 災害用伝言板サービス体験利用期間
  平成18年1月15日(日)〜平成18年1月21日(土) <防災とボランティア週間>
(*実際に災害が発生した場合には体験利用を中止する場合があります。)
   
2. 共同キャンペーンの目的
  3社共同で幅広くキャンペーン活動を展開することにより、より多くの方々に体験利用期間中に災害用伝言板サービスをご利用いただき、いざというときに備えて利用方法やサービス内容を理解していただくことを目的とする。
   
3. 共同キャンペーン実施内容
 
  • 社団法人電気通信事業者協会ホームページにおけるキャンペーンページの掲載
    http://www.tca.or.jp/japan/news/disaster.html
  • Webサイトへのバナー広告の掲載
  • 鉄道主要駅での体験利用キャンペーンポスターの掲示(東京・大阪・名古屋地区)
  • 自治体等への災害用伝言板サービス周知用ポスターの配布
  *サービスの詳細については各社のホームページにてご確認ください。
 NTTドコモグループ: http://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/index.html
 KDDIグループ: (au、ツーカー) http://www.au.kddi.com/notice/dengon/index.html
 ボーダフォン: http://www.vodafone.jp/saigai/
   
  駅貼りポスターイメージはこちら
 

資 料
「災害用伝言板」サービスとは
 

 地震等の災害発生時には、安否確認や消防、警察への連絡等、大量の電話が殺到するため、被災地域周辺の通信が大変繋がりにくくなります。このため、家族や親戚、知人等の安否を一刻も早く確認したくても、なかなか連絡がつかないという状況が生じます。
 こうした状況を解消するため、携帯電話3社(NTTドコモグループ、KDDIグループ、ボーダフォン)においては、被災地域にいる方が、ご自身の安否情報を全国に伝えることのできる「災害用伝言板」サービスを提供しています。災害発生時には、電話網に直接の被害がなくとも、大量の通信が集中することによって電話がかかりにくくなります。そこで携帯電話3社においては、ネットワークにあまり負荷のかからないパケット通信網を利用して本サービスを提供しています。
 このサービスは、被災地域にいる方が、携帯電話各社のパケット通信サービス(iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!)を利用して「災害用伝言板」にご自分の安否情報を登録することによって、その情報を全国どこからでも確認してもらうことができるサービスです。いずれの携帯電話会社を利用していても、各社に登録された安否情報を確認することができます。

以 上